声かけ大事・・・と、らくがき。
また朝のNHKラジオを聞いてて、ああそうだなぁと思った話題がありました。
インターネットの話題にクローズアップしたコーナーで、『命を救う”独り言”がある』という内容の話をしていました。
視覚障がい者と盲導犬の話で、信号を渡る時は不安を感じるというのです。
盲導犬は横断歩道の手前で止まってくれるのですが、信号機の色を見分けるのは難しいらしいです。
信号機が青になったのを感じるには、車の音や周りの通行人の足音や空気の流れを頼りに判断しているそうです。
通行人がまばらだったり、また信号無視の通行人がいたら、つられてしまい危険です。
それと同じく駅のホームでも人混みを避けて端に寄っていってしまって、ホームから転落という事故に繋がります。そんな時に「危ないっ!!」と声かけで助かった事例もあるそうです。
そういった声かけはつぶやきでもいいからあると助かるというツイッターの話です。
実際にその人の立場にならないと理解出来ないのが人間で、想像力を発揮してエンパシーの必要性が求められる事柄だなぁと思います。
私もそうなのですが、なかなか声かけって恥ずかしかったり、迷惑じゃないかなとか思ったりします。
けれど、実際には助けてほしい場面は数限りないくらいあるそうで、積極的に声かけした方がいいと思います。
その時にいくつか意識した方が良いのが「お手伝いしましょうか?」と言うこと。
「大丈夫ですか?」と言うよりサポートを求めやすいということです。それから具体的にどこまでサポートが必要なのかという事聞いた方がいい。「〜まで案内しましょうか?」とか「方向だけでいいですか?」とか。そして大事なのはいきなり腕などを掴まないという事。視覚障害者は急に掴まれると驚いて方向を見失ってしまうからです。
緊急時以外は優しく接した方がいい。そしてサポートの最後には「ここで失礼します」など声かけすると分かりやすい。
そして意外に思うのが盲導犬に対して大丈夫と聞いてしまう人がいるという事。盲導犬に対して困っていることがないか聞いてしまうそうです。
盲導犬には任務に集中してもらうため、触らない、声をかけない、食べ物をあげない、目をずっと見続けない、というのが必要です。
コロナ禍で人があまり出歩かないため、視覚障害者が読み取る情報が少ないのでつぶやきでもいい、それがすごく助かる、命を救えると言っていました。
私もそのような人々を見かけたら、勇気を持って声かけしようと思いました。
今日のらくがき。
『パルクールな人々』
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